不気味なドッペルゲンガー(自己像幻視)体験

ドッペルゲンガーとは、分身のようにそっくりなもう1人の自分。
日常の中にふと出没する不気味な存在です。
自分のドッペルゲンガーに遭遇してしまうと死ぬ、という説も有名です。
そこで、教えて!gooでドッペルゲンガーにまつわるエピソードを調べてみました。
「ドッペルゲンガー信じますか?」
という質問では、こんなドッペルゲンガー体験が寄せられています。

■「顔も声も間違いなく私だったと言うのです」
「主人が何年か前に申しました。
…『昼間、会社の階段を上っているとき、○○さんとすれ違ったんだ。
そのまま、○○部署に行ったんだけど、そこに○○さんが自分のデスクに座って仕事してたんだ』
…『今、階段を下りて行ったでしょ?』と言ったら、『いいや』と応えられたそうです」(anpan_sukiさん)

「『昨日○○にいたでしょ??』と知り合いによく言われるんです。
でも、そのくらいならよくありますよね。
似た人かもしれないし。
でもある日、また目撃した話をされ『行ってない』と言ったら『何とぼけてんの??話したじゃん』と言われました。
その子は、顔も声も間違いなく私だったと言うのです」(milk_0127さん)

見かけただけなら“他人の空似"という仮説も成り立ちますが、会話までしたとなると、これはもうとにかく不気味ですね…!
何を話したのかも気になるところです。


■芥川もリンカーンもゲーテも見ていた!?
歴史上の人物でも「自分のドッペルゲンガーを見た」という例がいくつか言い伝えられています。
有名なのは作家の芥川龍之介。
短編『二つの手紙』や『歯車』などの作品はその体験がモチーフになっているのではないか、といわれています。
ちなみに『歯車』は自殺した芥川龍之介の遺作となりました。
また、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンも、暗殺される前日に自身のドッペルゲンガーを見たと言われています。

こちらの「ドッペルゲンガーを見た人物」という質問への回答によれば、他にもこんな歴史上の人物の名前が。
「ゲーテが馬に乗って走ってくる自分を見た、ロシアの女帝エカテリーナが玉座に座っている自分を見てしまい、まもなく亡くなったなど。
…あと詩人のシェリーとか作家のモーパッサンも見たようなのですがエピソードまでは存じません」(TUWABUKIさん)
ゲーテは、馬に乗って通り過ぎる自分自身を目撃した8年後、同じ道を馬に乗って走っているときに、自分がかつて目撃した「自分」とまったく同じ服装をしていることに気づいたといいます。
しかしゲーテはその後も長生きして83歳で大往生していますので、「自分のドッペルゲンガーを見るとまもなく死ぬ」という説からすると例外のよう。
例外があることが唯一心強いですが、それでも不気味な体験であることに変わりはないですよね…。

真相不明のドッペルゲンガー現象、あなたは自分の分身に会ってみたいと思いますか?
吉川晶子





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不気味なドッペルゲンガー(自己像幻視)体験


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